日々、骨密度計測の対応をさせて頂いている中で感じていることですが・・・
人間の骨の量や質の善し悪しは若いうちにどれだけ骨の貯金が出来ているか、が最も重要です。
まずは20歳代にどれだけ良い骨を持っていられるか、それには幼少期からの栄養や運動が重要です。
その後、30歳代、40歳代でどれだけその貯金をキープできるか、あるいは挽回できるか、が重要になります。
それを過ぎるとホルモンバランスの影響もあり骨密度と骨質は徐々に低下の一途をたどります。
ご高齢の方で初めて骨密度を測る、という方の中には、極端に値が低い(骨密度が低い)方が一定の割合でおられます。ご高齢になってからでは自然の経過では骨密度を上昇させるのは至難の業で、お薬の力がどうしても必要になります。骨粗鬆症の薬は内服方法が面倒なものが多くのもやっかいな点の一つです。
薬には毎日服用するタイプ、週に1回で済むタイプ、月に1回で済むタイプ、内服薬ではなく注射薬、などいろいろありますが、定期的な通院、投薬、が必ず必要になりますので、手間も費用も多くかかります。
歳を経てから薬を使わずに骨太(わたしは『骨強;ほねつよ』という言葉をお伝えしています)にするのは至難の業、ということを今日の診療でも改めて感じた次第です。


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