ご挨拶・クリニックご案内

クリニック開設予定の責任者、松枝洋(まつえだひろし)です。   ※画像は現勤務先の画像です

このたび、スポーツ診療を中心としたコンディショニング・健康をサポートするクリニックを開設いたします。
立地は、大阪府高槻市のJR京都線高槻駅および阪急電鉄京都線高槻市駅から徒歩3分程度の圏内で
時期は2023年5月をオープン目標にただいま準備中です。

診療について

1.スポーツに特化した治療

当院の特徴の1つ目は、スポーツに特化しての治療です。
スポーツ選手、スポーツ愛好家にとって重要なのは、いかにスポーツで良い結果を残すか、自分が思い描くプレーができるかです。

パフォーマンスを十分に発揮するためには怪我をせず、自分の持つ力を十二分に発揮できるからだとココロが整っている必要があります。

その障壁となるのは怪我・故障です。
怪我や故障がいったん生じると、治療が必要となります。
治療の目指すところは、まず大前提として日常生活が問題なく送れるようになる状態への回復を目指します。
一般生活を送る人にとってはこの段階で十分なのですが、
スポーツ選手はさらにそこからスポーツ競技が満足に行える状態にまで回復させるというプラスアルファが必要になります。

しかも、ただ競技復帰が出来るだけではなく、選手自身が満足にプレーできる状態を作ることが求められます。
当院では、そういった競技復帰までを視野に入れた対応を行います。

2.一般の方々への診療

当院では一般の方々への診療ももちろん行います。
メインとなるのは一般の整形外科領域の診療が中心です。

ただ、通常と異なるのは、スポーツ診療を土台とした視点で診療を行います。
というのも、スポーツ、つまり運動・身体活動というのは適切に行うことで身体を元気にさせます。
健康の保持向上に大きく役立ちます。

我々人間は活動量が落ちると、身体機能が弱り、心肺機能が低下し、筋力が弱り、転倒リスクが上昇したり、何をするにも体力がなくなって意欲も低下します。

それに一役買うのが適切な運動・身体活動ということになります。
どのように日常生活に身体活動を取り入れたらよいか、のカギがスポーツ選手と日々向き合うなかで培ったエッセンスです。
当院では、スポーツ診療のエッセンスをふんだんに取り入れ、いかにコンディショニングを高めていくかを求めていきます。

全人的な診療

当院では肩や肘・膝といった関節しかみない、筋肉しかみない、骨しかみない、という限定的局所的な診療は極力行いません。
例えば肩に痛みが出た場合でも、それは肩だけに原因があることはマレで、実は姿勢が悪く結果として肩に負担がかかっていたために、方に痛みが出た、などです。他にも、ただの筋肉痛と思っていたら実は甲状腺が悪かった例、腰が痛いと思っていたら実は尿路結石だった例、など、整形外科以外の領域の原因が隠れているケースもよくみられます。
人はその部位だけで成り立っているわけではなく、それぞれの臓器・器官が相互に作用しながら全体でヒトとして成り立っている、という大前提に立ち、その人すべてをトータルで捉えて診療すべきと考えています。

ですので、例えば「腰が痛い」ことを主訴として来院された方でも、とても顔色が悪い(真っ青)の場合は、貧血を疑って貧血の検査を行い、必要であれば投薬などの治療を開始します。
それは、スポーツを全うするに足りるパフォーマンスを出そうとすると、常に人間の生命活動で起こりうるあらゆる事象を想定しないと、その人がもつ最大のパフォーマンスを発揮させることは不可能で、常にそれに向き合っているからできることと言えるかもしれません。

このように、スポーツ選手を対象にした治療が、じつは一般の方々へ非常に有効なのです。

検査について

当院が診療を行う上で最も重視したいのが
『スポーツ・運動をしていいのかどうか』の判断
『どの程度の負荷ならやっていいのか』の判断
です

この2点については、特にスポーツを行う方、運動を行う方にとっては非常に重要な要素ですが、
動かしていいのか、安静にしなければならないのか、
どの程度のレベルまでならいいのか、
などなど、言い出したらキリがないのですが、個々の状況によってすべて判断が異なります。

その際に大きな助けになるのが種々の検査になります。
当院でも画像検査、検体検査(血液や尿、便など)、生理検査(心電図など)を用いて、皆様の状態を把握し、ドクターストップが必要なのか、許可を出していいのか、を判断していきます。

画像検査

当院に導入する画像検査装置は、「一般撮影装置(いわゆるX線、レントゲン)」「骨密度装置・骨塩定量装置」「四肢専用MRI」の3つに、「エコー(超音波)」をいれて4装置です。

まず何といっても大きな特長であるのが、
四肢専用のMRIを導入したというところです。
MRIでは体の種々の組織の質が良くわかります。
運動・スポーツの領域では「骨」「筋肉」「靱帯」「腱」「皮下組織」「軟骨」「半月板」などを評価することが出来ます。

当院で採用した装置は、四肢(上肢・下肢)の評価に特化したものです。
評価できる対象は「上腕、肘、前腕、手関節、手指」、「大腿、膝、下腿、足関節、足・趾」です。
(頭、頸部、肩、胸、腰、骨盤、股関節については対応していません)

これにより「レントゲンでは問題なし」という症例でも「実は○○が傷んでいた」という状態を見つけることが可能です。
上述した「運動をして良いのか」「どの程度なら良いのか」をより正確に評価してお伝えすることが可能になります。
(なぜMRIを導入したかについて、その他の画像装置についても別途紹介ページを設けます。)

院長経歴

学歴・職歴

大阪府立茨木高等学校卒
立命館大学法学部卒
大阪府立茨木高校硬式野球部監督(外部指導者枠)
一般企業勤務
高知大学医学部医学科卒
高知県・高知市企業団立高知医療センター
医療法人はぁとふる 運動器ケア しまだ病院 整形外科
医療法人清仁会 水無瀬病院 整形外科

資格

日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本スポーツ協会認定 スポーツドクター
日本医師会認定 健康スポーツ医

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