当院で行っている診療には保険診療と自由診療があります。
目次
保険診療
一般の医療施設で対応している内容と同等の診療内容はおおよそ保険診療で対応しています。
診療内容はスポーツ診療、一般整形外科、総合診療的な健康外来を外来窓口とし、検査、診断、治療(リハビリテーション、投薬治療、運動指導、栄養指導)などを行います。
検査のご紹介:①検体検査部門
採血採尿
当クリニックでは血液検査および採尿検査が可能です。
一般的な検査項目はもちろんのこと、特殊項目も対応しています。(外注)
整形外科領域ではリウマチ検査、骨粗鬆症の骨代謝マーカーなどは普段からフォローする頻度が高い内容です。
その他感染症検査等も実施しています。
関節液・組織液検査
関節痛等でいわゆる関節に水がたまった状態などでは、関節穿刺を行い関節液を排液します。
その関節液の性状によっては検査に出した方が良い場合があり(細菌の有無、尿酸結晶等の有無など)、外注検査に提出し後日結果を確認できることが出来ます。
検査のご紹介:②放射線部門
一般撮影
当クリニックでは打撲や骨折などの外傷症例、骨や関節の変形症性変化を伴う症例などに対して一般撮影を行います。
一般撮影装置は島津メディカルシステムズのRADspeed systemを導入しています。
天井走行タイプの装置です。
骨密度測定
DEXA法による骨密度測定を行います。装置は一般撮影と同じ部屋に配置されています。骨密度測定のオーダーが入りましたら、撮影対応して頂きます。
MRI
当クリニックでは、MRI装置も配置しました。イタリアEsaote社Dedicated MRI(日本総代理店:株式会社メディアーク)の四肢専用MRIを導入しています。整形外科領域で特に撮影機会の多い、四肢領域でのMRI撮影により、スポーツ診療における診断能力が格段に上がりました。
MRIは永久磁石タイプ、0.31テスラです。超電導タイプではないため、ヘリウムガスを扱う必要もなく、それほど磁力も強強くありませんので、保守管理もストレスが少なく済みます。
また、近隣医療機関とMRIの共同利用提携を結ぶ予定です。連携方法もwebでの予約を可能としたシステムを導入予定です。そのシステムを用いることができれば、検査予約時の手続きが簡略化され、CD-ROM作成の手間も軽減されます。そのため、スタッフの作業量が従来の医療機関よりもずいぶん軽減されます。また、0.31テスラと聞く以上に画質も良く、扱う側としても満足のいく撮影ができます。
検査のご紹介:③生理検査部門
心電図
当クリニックでは通常の12誘導の心電図および、運動負荷心電図を検査できます。
また、24時間データをとるホルター心電図検査の導入も検討中です。
非運動時・安静時では正常であっても、運動時には不整脈がでたり、診察時点では問題が無くても、部活動やチーム活動中に不整脈などが出現する場合も考えられます。そのような場合は、運動負荷試験を行ったり、ホルター心電図を装着して普段と同じ生活をして心電図を解析し、心臓にトラブルが生じていないかを確認します。
ABI/PWV 動脈硬化検査
血液の流れが良いか悪いか、血管が硬くなっていないか、などを把握するABI/PWV検査を導入予定です。
これにより、例えば下肢のだるさや痛みが神経由来のものか血管由来のものか、などを鑑別することが可能です。
ご自身の血管の状態を把握することが出来、特にミドル・シニア世代の方にとっては安心安全な運動ライフを送るために一度は確認しておいた方がよい検査と言えます。
エコー・超音波検査
血管超音波(動脈エコー・静脈エコー)
動脈や静脈の血液の流れがスムーズか否か、詰まっている箇所が無いか、などを確認する検査です。
エコーで確認できるエリア(四肢)の血流の確認を体に負担なく(侵襲がなく)検査することが可能です。
対象疾患:下肢静脈血栓症、動脈硬化、など
心臓超音波(心エコー)
心臓の中を超音波で確認することが可能です。心筋の動き、心臓弁の動き、逆流や狭窄が無いかなど、心疾患に関する検査が可能です。
自由診療
当クリニックでは保険診療では対応していない自由診療も行っております。
詳細については追って紹介していきます。