肩の痛み
(高槻市の公式キャラクター『はにたん』が見守るクリニック相談コーナーです!『はにたん』は発言できません)
急に肩が痛くなったと相談がありました。どうしたらいいでしょう?
それは大変ですね。
肩の痛みはさまざまな原因が考えられます。
適切な対処方法は痛みの原因により異なるため、ここでは応急処置としての一般的なアドバイスをしておきます。
その痛みが改善しなければお近くの整形外科を標榜している医療機関を受診してください。
もちろん、当院で対応できますよ。
急に痛くなった場合(急性の痛み)
まず、外傷(ぶつけた、転けたなど)によるものか、そうでない場合かで大きく異なりますが、いずれにしても痛みが急なものであれば、肩を休めることが大切です。氷を袋に入れるかアイスノンや保冷剤を薄手のタオルなどで包んで痛い部位に当て、10〜20分間程度冷やしてみましょう。それで痛みが和らぐ可能性があります。急性の炎症が考えられます。
なるほど。冷やしてみるよう伝えます
外傷の場合は更に注意が必要
外傷の場合は、ただ単に炎症が起きているだけで無く、骨が折れていたり関節が外れていたりする場合もありますので、安易に自分で判断せず、医療機関を受診してくださいね。
慢性的な痛みの場合
以前から続く痛みの場合はどうしたらいい?
慢性痛の場合は、温湿布や温熱療法が緊張を和らげ、血行を促進するのに役立つことがあります。
慢性のものか急性のものか、どう判断したら良い?
まず、痛み出してから数日以内であれば急性的な反応がまだ続いていると考えて冷やす方を検討しましょう。
すでに10日以上で患部が熱を持っていない、腫れていないなどであれば温めてみるのもいいと思います。
数ヶ月レベルでの痛みであれば慢性の痛みと考えて良いですが、暖めてみて痛みが増強する場合はすぐに暖めるのは中止する方がよいでしょう。
市販薬や持っている薬は飲んで良い?
痛みが辛いのでお薬でなんとかしたいそうです
薬が効くことも充分考えられます。市販薬では関節痛や頭痛に対応しているタイプ、処方薬であれば非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)(ロキソプロフェンやジクロフェナク、セレコキシブ)などの薬を使用することあります。
お手元に市販薬(または過去に処方してもらった消炎鎮痛薬)があれば内服してもらっても良いですが、今までに内服したことのない種類の場合は注意が必要です。アレルギー反応が起ることも考えられますので、できるだけ内服したことがあるお薬を選ぶか、必ず医療機関で処方してもらってください。
あ、あと、患者様がお子様(高校生くらいまで)の場合は、まだ体が未熟なため、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)(ロキソプロフェンやジクロフェナク、セレコキシブ)などの薬は避けておいたほうがよいでしょう。
アセトアミノフェンなどを選んでください。
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